Bowling Key Words
さあ,ボウリング講座の用語編です.
ここでは,ボウリングの専門用語・俗称などを説明します.
厚め ポケットコースよりも内側へいったときにいいます.スプリットになりやすいです.
図参照
アプローチ ファールラインまでの,投球するゾーン.
薄め ポケットコースよりも外側へいったときにいいます. バケットになりやすいです.
図参照
カウント 倒したピンの本数.スペアの後,ダブルの後は大きく影響します.
ガター レーンの両側にある溝のこと.ここにボールが1回でも落ちると,0点.跳ねて戻ってきた場合もやはりガターです.ガーターということもあります.
カバー スペアの別名.
シャドーボウリング ボールを持たずにスイングの練習をすること.この練習は非常に重要で,シャドーボウリングができなければ,当然実際にもまともにはできません.
ストライク 1投目で10本のピンを全部倒すこと.ストライクのフレームは,10点+次の2投分のスコアが加算されます.おそらく,というか必ず誰もがこれを狙っているでしょう.
スパット ファールラインから15フィート先にある,逆三角形形のマーク.これを基準にして,すべての投球を行います.
スパットボウリング スパットを基準に行うボウリングスタイルの呼び名.このスタイルのボウリングが理想的だと思います. 理論編で詳しく説明しています.
スプリット 1投目を投げて,1番ピンが倒れてかつ残ったピンにすき間ができた状態.非常にとりづらいです.スプリットをスペアすると,スプリットメイクといいます.
スペア 2投目ですべてのピンを倒すこと. 10点+次の1投分のスコアが加算されます.カバーともいいます.スペアの数が,スコアを大きく変えます.
大三元 5番,7番,10番の3本のピンが残ったスプリット.麻雀の役満の名前にちなんでいますけど,ローカルな呼び方でしょう.これが出たら,とってもカッコわるいですう.小三元というものもあって,5番ピンの代りに,3番あるいは2番ピンが残ったスプリットをいいます.これはスペアできます.これらは,俗称ですので気にしないでください.おもしろいので載せています.
ターキー ストライクが3つ続くこと.ターキーの最初のフレームには30点プラスされ,スコアが飛躍的にアップします.とても嬉しいことなので,クリスマスのご馳走,七面鳥(ターキー)の名前がついたとか.一説には,一本の矢で三羽の七面鳥を狩ったから,という話もあるそうです.
4つ続くと,フォース,あるいはフォーバガーといいます. 5つ続くと,フィフス,あるいはファイブバガーといいます. 6つ以上続くと,シックスパック,セブンパックとなって,あとは,インナロー(in a raw)といいます. 12のストライクが続くと・・・パーフェクトです.
ダッチマン ストライクとスペアが交互に続いて,200点になったゲーム.
この200点はまだ自分では出したことはないですが,あまり嬉しくない200ですよねぇ.だってストライクが6つも出たのに,たった200ですから・・・.ストライクが6つあれば,最高で240くらいでますよ.
ダブル ストライクが2つ続くこと.ダブルの最初のフレームには,20点+その次の1投のスコアが加算され,スコアがかなり上がります.ダブルが1つ以上ないと,200を越えることはできません.
ハイスコ(レーン) 高いスコアが出やすいレーンのこと.たぶん,ハイスコアレーンの略称だとおもいます(曖昧).オイルの分布が内側が多く,外側が少ない時,大体ハイスコレーンになります.反対はロースコレーンといいます.
バックアップ(ボール) 右投げにとっては右に,左投げにとっては左にボールが曲がること.あまり理想的ではありません.投球する時に,腕に無理な力がかかっていると考えられます.できるだけフックボールにするように練習しましょう.スライスということもあります.
バケット ポケットへ薄めに入って,右効きなら2458の4本が残り,左効きなら3569の4本が残った状態.とりあえず,少しだけ位置の調整をすれば済むので悪くはないです.でも,ストライクコースに近いのに4本も残るとショックですね.
パーフェクト(ゲーム) 10フレームすべて,12のストライクでフィニッシュしたゲーム.スコアはボウリング最高の300点になります.
あぁ,一度でいいから出してみたい.
技術力もさることながら,精神力も重要となります.以前,9連続ストライクを出したとき,頭が真っ白になってミスしました(^^;;
ビッグフォー 4番,6番,7番,10番という両隅の4本のピンが残ったスプリットのこと.まず,取れません.私も取ったことはありません.取ったら教えて下さい(笑).また,これらに8番あるいは9番ピンが残った状態をビッグファイブという俗称もあります.これは,まぐれで取れることもあります.
ピン レーンの一番奥に立っている,正三角形に並んだ10本の物体(?)のこと.下図のように並んでいて,1から10の番号がついています.といっても,ピンに刻印してあるわけではなく,その場所にあるピンを番号で呼んでいるということです. 1番ピンのことを「ヘッドピン」,7から10番のピンを英語を使って,「セブンピン」「エイトピン」「ナインピン」「テンピン」などとも呼びます.ピンは,レーンの板の上に,5.5枚間隔で並んでいます.この「5.5枚間隔」が,スパットボウリングで威力を発揮します.
ファール ファールラインを踏んだりまたいだりした時,ファールになります.ファールは0点となり,1投目にファールをしたら,10本全部を立て直して2投目として投げなくてはなりません. 2投目にファールをしたら,ただ単に0点です.
ファールライン アプローチの手前から15フィートにある線.これを踏んだりまたいだりすると,ファールになります.また,隣のレーンのファールラインを越えてもファールになります.
ファールラインから先のレーン上には,オイルがひいてあります.
フック(ボール) 右投げにとっては左に,左投げにとっては右にボールが曲がること.一番理想的なボールです.無理に曲げようとせずに自然に曲がることをナチュラルフックといいます.人間の体の構造上,無理に力を入れずに投げればナチュラルフックになるはずです.逆に曲がっていく人は,無理に投げています.
プッシュアウェイ ボウリングでスイングを始める時に,ボールを1度前へ押し出すこと.これにより,振り子のようにスイングをすることができます.(下図参照)

ブルックリン ポケットの逆側のこと.右投げの人にとっては1番と2番の間,左投げの人にとっては1番と3番の間,ということになります.比較的ストライクがでやすい位置ですが,あまりスマートではないため,狙うことは勧められません.サイドともいいます.
図参照
フレーム ボウリングでの投球の1つの単位.ストライクなら1投で,それ以外は2投で1つのフレームになります. 10のフレームで1ゲームとなります.
ベビー(スプリット) 右投げの人にとっては3番と10番,左投げの人にとっては2番と7番が残ったスプリット. 2つのピンの間にボールを投げて,簡単に取ることができます.スプリットの中では一番簡単です.でもやはり簡単には取れません(笑).
ポケット 右投げの人にとっては1番と3番の間,左投げの人にとっては1番と2番の間のこと.ここへ理想的な角度でボールがヒットすれば,ストライクになる確率が非常に高いです.ポケットを狙うことがボウリングの基本となります.反対側は,ブルックリン,サイドといいます.
図参照
ボールラック アプローチの間にある,ボールが返ってきてたまるところ.あまりたくさんボールを置きすぎると,迷惑になります.
レーン ボウリングの中心となるもの.これがないと,当然ボールは転がりません(笑).レーン上にはオイルがひかれており,それによりコンディションが大きく変化します.
また,レーンは39枚の板からなっており,5 枚ごとに スパットがマークされています.
ロースコ(レーン) 低いスコアになりやすいレーンのこと.オイルの分布が内側が少なく,外側が多い時,大体ロースコレーンになります.反対はハイスコレーンといいます.